2023年02月12日

第12回 越天翔空(伊達政宗・立花宗茂)

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第12回を迎える最強部隊構想「蒼天極破」
今回のテーマは25章回天演武という時代を貫く2つの光「覇天・伊達政宗」「立花宗茂」
飛翔と卓越
2つの現代テーマを「越天翔空」(えてんしょうくう)と題して論じていきます。

翁が迫る単火力部隊の極みとは。

どうぞ一服お付き合いください。


2/27追記 佐藤Pのブログでこの記事を紹介していただきました。本当にありがとうございます!

【越天独眼竜】

まずは伊達政宗を使用した部隊の結論図をご覧いただきます
指揮兵は藤林効果込みの焙烙火矢。信長には弥助による兵数追加および特殊合成を行った前提で計算します。

また、蒼天極破ではコストアップは蘆名部隊以外では行わず復刻今川義元によってステータスが保護されない攻撃振りは一切行わない設計方針を取っています。
「実戦で通用する火力」が蒼天極破の設計理念です。トッププレイヤーの鑑査に耐えうる部隊設計を届けたい。そう考えています。


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伊達政宗部隊は
陣10%名声5%で3.47億
補正なしでは3.01億の火力を発生します。

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佐藤Pのブログでは2.4億とありましたが、
3.01億、これが戦国IXA翁日記の答えです。


【天】伊達政宗.png

25章に現れた「伊達政宗」
この武将の意味とは「天傑外し」にあることは明らかです
卓越したスキルの数だけ強くなる伊達政宗、天傑とは同時に使えないことは明らかです
天傑には追加スキルを加えることができないため伊達政宗のスキル効果を上昇させることができないからです

また、同時に今までの覇権武将であった復刻今川義元からの脱却も図られています。
攻撃振りを前提としなければ最大火力が得られなかったところに伊達政宗という「倍率のバケモノ」を投入することで均衡を取ろうとしているのです。
今の所その企ては上手く行っているように見えます。

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「卓越覇権時代」をもたらした復刻今川義元

さて、伊達政宗と立花宗茂、最も火力が出るのはどちらでしょうか?

これは明らかに伊達政宗です。
発生する模倣元倍率が比較にならないからです。
詳しくはこの後の考察で解明していきます。

それでは伊達部隊の設計に取り掛かります
まず考え方としては
①伊達政宗を模倣ヘッド(伊達政宗のスキルを小隊長にマネさせる)にします

未曾有の倍率を発生させるために卓越数を稼ぐには
②卓越マネスキルを付与するしかありません

このとき、卓越マネは1.2倍 明智なら1.2×1.2で1.44
これ以上のスキルがあるならばそちらを着ければよい、ということになります
11卓越時の政宗スキルは80×11+180=1060
その閾値は1060×1.2=1272%
(明智ではさらに1.2倍して1526%)

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③明智という最強の卓越武将
結論として小隊長として最も火力を叩きだせる武将は明智になります。
「卓越模倣を超越(2回卓越)しても卓越カウント数は1回では?」と思った方は惜しい

単純に発生させる火力が模倣より強ければいいのです。
最大は極限枠の遠呂智ノ閃光2400%、次いで通常枠の仙剣破斬1840%です。
これはいかに政宗が強力と言えど到達することの出来ない神域の火力です。
明智という武将にしか生み出せない高火力がここにあります。

ちなみに火之迦具土神は1440%なので明智に付与された卓越マネに敗れて予選落ちです。

④1.24信長(1997)を使用する
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これも戦国IXA火力設計の大原則なのですが
模倣を火力の源泉とする部隊をブーストできるのは1.24信長(元就)と1.15斎藤朝信(山中鹿介)しかいません。
今回の伊達政宗の部隊はまさに模倣が火力の源泉ですから
最強のブースターである1.24信長をここに持ってくるのは自明の理です。立花部隊に渡すわけにはいきません

また、お気づきの方も多いでしょう。ちょっと工夫すれば本部隊は防御でも成立します。
本記事ではそこには触れませんが伊達政宗の本質はそちらにあるとお考えの読者も多いことでしょうね。

⑤卓越ブーストは部隊外で整備する
黒田官兵衛は採用しましたが、足りない卓越率は部隊外で整備します。
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黒田40%+月詠②30%+乱世or傾国30%=100%

月詠×2(30%)で100になるので今期の環境を考えればさほど難しいことではありません。
付与できる卓越マネは3種までなので4マネ武将は採択しませんでした。
覇天で高い素攻を持った黒田官兵衛で十分に戦えるとの判断です。
卓越マネが4種あれば政宗の発生火力が変わるので違った判断になっていたかもしれません。

ただ、卓越マネを確定卓越するために黒田官兵衛のネイティブ40%は非常に大きく簡単には代替できないものと考えます。
(ア)模倣スキルは倍枠に入れることが出来ず(イ)直江を移植したとしても1枠潰れて結局マイナスになるからです。

⑥伊達政宗部隊のIF壊れ要素「卓越自マネ」
伊達政宗部隊の火力がさらに上がるとしたら卓越要素を含む自マネも考えられます。
仮に卓越時1.25倍のSSS卓越自マネが追加されたとしたら

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他に付けるものがないのでしょうがなく伊達に付与していた卓越攻撃スキルが取り払われ
1325%×2に置き換わることにより火力が向上します。
卓越自マネが来るIFも十分に考えられるでしょう。


【天翔雷神ノ閃】
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こちらもまずは立花宗茂を用いた部隊の結論図を見ていただきます。

指揮兵は藤林・傑徳川家康効果込みの焙烙火矢(兵士攻撃力40)
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陣名声で2.91億
補正なしで2.52億の火力を発生します。
(前田慶次の初期スキルは6部隊での本影自合を考えているので2倍していません)
落石を受けると家康の攻撃力が1になりそれぞれ火力が2.81億/2.43億に減衰します。

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部隊を設計していた翁はとんでもないことに気づきました。
傑徳川家康には飛翔10が奢られていることに。
奇しくも今回テーマとなる立花宗茂のスキル天翔雷神と同じ飛翔10です。

佐藤Pの懇切丁寧な解説記事により飛翔の仕様が分かって来ました
論点は2つ
①前田慶次は全てSスキル以上のとき本人の持つ飛翔スキルの最大値に+12する
②霧隠秀家移植下では各武将の持つ最大飛翔値に+6する
この2つのポイントから導き出される飛翔数は76です。

天翔雷神の飛翔数76時の653%という数値自体は大したものではありません。
速度系の桂男模倣に比べれば全然低いからです。
ただ、初期スキルが移植可能なことで極限3倍枠武将を用いることが出来るのが極めて大きな違いでした。
今期天の石田三成が採用されないのは卓越を確定させることが手間なのに加えて、極限3倍枠ではないからです。単純に火力が出ない。

今回、天翔雷神のスキル効果を計算する上で小隊長に用事があるのは飛翔の最大値だけ、というところは盲点でした。
天傑・徳川家康ですら要件を満たしてしまうのですから。
伊達部隊で追い出したはずの天傑が戻ってきてしまいました

この時点で武将の重複はありませんから自合可能
要求コストは39.5
天傑所持者の最低位階は正一位で最大自合コストは41
3合を考慮してもぎりぎり及第点と言えるでしょう
自合時の火力は2部隊で6.38億に到達します
戦国IXA単火力部門は未だ見たことのない局面へ突入したと言えるでしょう

【前田慶次は新時代の存在『飛翔ブースター』】
今回部隊設計するにあたって佐藤Pの構成とは意図的に大きく変えている点があります。
それは前田慶次に飛翔上昇系統を集めることで前田慶次を飛翔ブースターとして取り扱っていることです。
こうすることで極限スキルを変更すれば前田慶次はずっと生き続けることが出来る
霧隠・秀家をヘッドの立花に移植してしまっては新しい武将が出るたびに死んでしまいます。
翁は環境の変化に対して少しでも強靭な部隊設計を志向しています。限られた資源を最大限利用する。SDGs。

模倣ヘッドの立花のスキルはできるだけ保護+自マネのようなシンプルな構成にすることが望ましい。
この考え方は人数系武将の模倣ヘッド設計にも共通して用いることが出来るでしょう。

今回は傑家康の効果で保護スキルが必要ないので3面自マネとストレートな選択をすることが出来ました。

【傑なしの自合を考慮した立花部隊は?】
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天傑徳川家康がない場合は最大のOPPAIを持つ極限3倍枠武将である堀秀政を使うことになります
天翔雷神は各武将の最大飛翔数しか参照してもらえないので2倍枠武将は使えないことに注意してください。

飛翔ブースターと位置付けた前田慶次はコストの関係からも外すことは考えません。佐藤Pの設計でも火力は堀に劣らないことが示唆されています。ならば使う一択です。日和ってるやついる!?いねえよなあっ!!?
発生する火力は陣名声で1.94億

堀に代えて、島津貴久では1.87億
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3部隊目にコストを用意したい場合には最適な選択肢となり得ます。

堀に代えて、1.15ブースター斎藤朝信(飛翔のために極限枠に立花初期移植)
では1.86億
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模倣ブースターの斎藤朝信は兵数6050しかないのに健闘してはいますが極限枠に立花初期を移植することで汎用性が損なわれるのでやや選びづらい順でしょうか。

ここから分かるのは自合用の蘆名部隊もまだ戦っていける
ということです

24章初頭の設計を元に25章で自合用の蘆名を組んだら?という想定で設計し直してみました
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最善を尽くせば1.93億を発生することができます。
今まで苦労して仕上げた蘆名攻撃部隊を諦める必要はない、そう翁は考えています。
端的に言えば完成蘆名部隊を持っていれば立花に乗り換えるのは費用対効果が悪い。
投資に見合ったほどの火力上昇をしているかどうかはかなり微妙なところでしょう。

思うに、立花部隊の本質はその高い飛翔数によってHP損失なく相手を攻撃し続けられる継戦能力にあるように思います。


【25章の今川傑卓越は?】
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これは24章期末に提示した「3連火砲トリアーティリー」の構想を発展させ25章にアジャストしたものです
部隊外で月詠1個(15%)活人剣3個(21%)以上を用意することで遠呂智の卓越率を100%にします。
(官兵衛40%+月詠30%+活人剣14%+遠呂智15%=99%)
これならば本影合流でもギリギリ到達しうるものとして設計しました。

この部隊を組めるならば自合の相方に佐藤Pの記事で示された、立花道三1.24信長前田の構成を選択することができます。
この場合の自合最大火力は3.94+2.24=6.18億

先ほどまで検討していた伊達+立花傑部隊の数値と近い数値となりました
(立花傑部隊は落石被弾により1000万火力が低下する脆弱性を抱えていますので実戦火力を考えると両者の値はかなり近接します。6.28億)

立花に傑徳川家康を用いたパターンの方が火力が高くなるのも驚くべき事実です。
1部隊の最大火力では今川傑卓越に及びませんが、自合した場合の全体出力は伊達+立花傑の方が大きくなります。

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佐藤Pと内容的にほぼ同じ構成を戦国IXA翁日記で計算したもの

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補正なし1.94億
2.15億とする佐藤Pブログと数値が合わないのはコストアップやおそらく攻撃振りをしているからでしょうか?
4兵法でも覇神絶域の発動は確定ではなく(97.78%)、巌流燕返しの影響も考慮しなければならないので本部隊における兵法4振りは絶対条件であると言えます。

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詳細な検証をくるるさん(天下統一は逢瀬の後に)が行ってくれました→【攻撃スキル考察】佐藤Pは立花部隊をどう計算したか


【卓越模倣の付与ルート】
卓越模倣スキルには現在まで3種が存在する

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最低の卓越率は乱世と傾国の30%で足りない70%をブーストする必要がある

現在排出される素材は
通常極の伊達成実シークレット(紫)極の佐々木ユキのみ。

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【合成戦略】
AB-S1でつばたえにぶつけてABの裏から移植するのがスタンダード
乱世は100%ここから付与していくべき

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【合成戦略】
3つの卓越模倣スキルを全て付与することが出来る。
初期移植はABで他を消して勝負か 2枚あれば通常枠武将でも確定
今回の考察で用いた武将は全てSSS覇なので1枚で確定付与可能である

乱世は伊達成実由来で付けるべきなので省く
S1の傾国ノ艶姫を付与する際は、S2出しした上で堅守or進撃を付けて受け側に襲撃を着ければS1の1面待ち素材となる。
初鹿野が排出されるようになったのでユキから傾国を付けるのは育成効率が良くないかもしれない

したがって、必要な佐々木ユキの枚数は最低4枚である(官兵衛と1.24信長)



本記事タイトルの由来
雅楽の曲目「越天楽」(えてんらく)より
本記事のテーマとも言える飛翔と卓越という2つのキーワードを織り込んだタイトル名を構成するのにふさわしい題材として採択

謝辞
本記事の執筆にあたり伊達政宗の部隊構想を提示して議論してくださったくるるさん(天下統一は逢瀬の後に)およびGzの同盟員の皆様に感謝します


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posted by 翁 at 17:52| Comment(3) | 蒼天極破(最強部隊構想) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月07日

第11回「最速 宇喜多モニカ」

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12周年本祭で登場した宇喜多モニカ

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23章期末、24章頭の特殊候補が「神光征軍」であったり、
最近では追加された通常極(なんと戦くじからも出る)が朧雲ノ閃撃素材だったりと
「何かと速度推しだったのはこの時のためだったか」と膝を打った
速度2.5倍枠武将

その登場が、速度部隊にどのような変化をもたらすのか、検討してみたいと思います。
最大火力を目指すのでもなく、最速を目指すわけでもないので蒼天極破としてはややテーマがボヤけた感じがありますが
自分なりの「最速 宇喜多モニカ」は何か追及していきたいと思います。

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最速編成に用いるのは
①10010風魔小太郎
②2569宇喜多モニカ
③2553百地三太夫
④2509前田慶次
となります

①風魔小太郎
ヘッドはこの武将しかあり得ません。スキル威力も、初期速度加算率も最大です。
兵法振りにします

②宇喜多モニカ
今回のコア武将です。速度枠2.5倍枠は戦国IXAの歴史上初で唯一無二です。
兵法の伸びは2.5と微妙なので攻撃振りにします
攻撃の伸びは新しい武将だけに良い

③百地三太夫
地味ながらこれもコア武将です
部隊スキル”忍び衆”を有効にするため絶対不可欠です。
忍び衆は乗算で25.8%速度を増すために速度部隊を組むときは絶対に入れる必要があります。
百地がいない=0コス忍者を入れることになり速度も火力も(兵数が少ないので)かなり落ちてしまうことには注意が必要です
兵法振りにします

④前田慶次
一番古い速度倍枠武将です。指揮兵数的にはかなり劣るのですが、速度倍枠だけはコア性能で
今回の”最速”を語る上では欠かせません
兵法の伸びは全然ダメなので攻撃振りにするしかありません

メンバーは決まりました。
他部隊への編成干渉を避けたいので火力面で有力な1.24信長は採用しませんでした。

武将の統率は馬XXXで母衣衆を指揮させます。速度が最も高いため母衣衆しかあり得ません。

スキル構成は

風魔 朧雲ノ閃撃 神光征軍 天之尾羽張
モニ 朧雲ノ閃撃 神光征軍 SSSマネ
百地 朧雲ノ閃撃 神光征軍 SSSマネ
慶次 朧雲ノ閃撃 神光征軍 SSSマネ
とします

極枠の模倣スキルですがBマネだと三十五ノ兵法で火力を大きく下げられてしまうのでAマネ以上が望ましい
倍枠×3を入れたことで模倣数が極端に少ないのでここは大事なところです

ここで部隊の諸元を計算します
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使用する兵科は”母衣衆”で馬統率をXXXにしてある想定です

発動率補正が48.7%しかなく不安ですが、
極枠の模倣スキルが想定の摩利支天であれば発動が70%あるので
茶屋四郎次郎・佐々木小次郎のスキルを受けても完全発動を維持できます
(なお速度効果つきスキルには掃天は無効)

Aマネ・Bマネにした場合は発動にも気を遣う必要があることには注意してください
スキル編成によっては4兵法振も普通の選択でしょう

それでは速度・火力を計算します

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※名声は5%、陣は10%の補正として計算

速度の計算式は23×(速度倍率%/100の総和+1)×1.258=1056となりました
桂男スキルは速度の3/4倍になるので1408%
さらにSSSマネはこれを1.25倍するので1760%となります

火力は1.01億となりました。

えっ!?1億越えるの!?
正直予想外に強くてビックリしたというのが本音です。
極限枠SSSマネはかなり厳しいので、通常のBマネにしてみたらどうなるでしょうか


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火力は8773万となりました。
マネスキル枠3つで火力を絞り出しているためマネスキル倍率ダウンの影響が大きく出ています。
しかもBマネだと宮本武蔵=三十五ノ計によってさらに火力を下げられてしまいます
したがってAマネ以上をなんとか付与したいところです。




では、さらに速度スキルを追加したらどうなるでしょうか?
速度スキルを追加すべき有効な枠は既にありません。
模倣を減らすと悪影響が出るのは上の検討からも予見されますがやってみましょう。

宇喜多モニカの極限にS2の天之尾羽張を付けてみます。
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速度は1100に迫ろうかという勢いですが、火力は大きく下がってしまいました。
やはり速度スキルを付ければいいというものではありません。
速度スキルはヘッドおよび倍枠にしか付けるべきではないでしょう。
後の枠は模倣で埋めなくては火力が出ません。



コラム「速度部隊の弊害」
速度部隊は砲を用いずとも強力な火力を生み出すことができる反面
ある固有の弱点を抱えています。
それは対速度スキル

2522島津豊久
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すなわち速度と同じ%の火力を発生する模倣可能な防御武将の存在です。
武ノ魅の2522島津豊久の他に2517果心居士風狂魔術)がいます。

前述したような最速部隊では1000%を超える倍率を発生することになり
明智や本願寺並の火力を発生することになります。
これはいけません。

盟主戦の加速部隊にしてもあまり速すぎると相手を強くしてしまうという弊害が生まれてしまう。
速ければいいというものでもないのです。

明確なアンチユニットが存在するのはゲームの深みであるし個人的には面白さだと思っています。
宇喜多モニカの登場によってこれら対速度模倣武将が再び日の目を見ることとなりました。

ちなみに
武ノ魅は最近の極、水原親憲から移植も可能ですが倍枠に入れても汎用性が低いので個人的には微妙だと思っています。
このスキルは模倣してこそではないでしょうか。

また、これらを考えるとわざと速度を抑えつつ火力を維持するという設計方針も考えられます。
そこでヘッドの風魔小太郎に自マネを付与するということも考えられます。(今回はもう面倒なので検証はしませんが)
よりシュアな火力発揮のために保護スキル=天香山命を付与することも当然考えられるところでしょう。
保護スキルがないと掃天はまだいいとしても、茶屋四郎次郎のような発動率低下スキルの影響を考慮する必要が出てくるからです。


最後に宇喜多モニカを使用した砲武ノ美ーー砲桂男の編成の一例を示します。

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風魔 砲半蔵 モニカ 南部の編成としています
搭載する兵科は風魔 騎鉄 半蔵 焙烙 モニカ騎鉄 南部母衣衆です

風魔と半蔵で忍び衆をアクティベートしています。砲を使わないのであればここを倍百地にすればOK。

火力は9183万と最速編成には及びませんが必要な朧雲ノ閃撃の数が少なく組みやすい。
また速度が抑えられているので対速度模倣も極度に恐れる必要はない、という編成になっています。
南部を入れてあるのは帰還支援のためです。帰還支援が要らないならここが倍百地でもOK。

南部の枠に1.24信長を入れてみても火力は1.17億。まだ蘆名部隊の方が強いようです。


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posted by 翁 at 16:04| Comment(0) | 蒼天極破(最強部隊構想) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月11日

蒼天極破 第10回「天下爛漫 卓越覇権時代」

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24章も開幕し数日が経過し朝靄は晴れわたり
徐々にあたりの様子が明らかになって来ました。

ゆるやかなインフレとなった24章異説覇伝
黒田官兵衛の登場によって単部隊火力の最高峰はどう変わったか?

翁が完全解明していきます


今回のタイトルは「天下爛漫 卓越覇権時代

今まで何度も繰り返し蘆名が終わりつつあるとしてきた翁ですが
今回数値的にもそれが裏付けられたのでお示しします。

まず黒田官兵衛は唯一無二のコア武将です
今までの卓越部隊の最大にして致命的な弱点であった
”ブースターの兵数が少なく素攻が盛れない”という弱点を完全に打破したのです

また、極限3倍枠武将堀秀政の追加も見逃せないポイントです。
卓越と蘆名部隊を組んだ場合に、蘆名部隊の倍枠を揃え易くなった。
RE覇早雲を持っていなくても組むことができるようになったのです。

そして、今回の構想を描くにあたって欠かせなかったのは
新卓越ブースト個人スキル建御雷神ノ閃光
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この新スキルを見たとき全てが繋がりました
お気づきでしょうか?
卓越確率が5%積み増されて35%になっていることに。

復刻今川義元、黒田官兵衛、そして建御雷神ノ閃光が1つになったとき
ある最強の編制が可能となります

今まで成立しないとして蒼天極破での採用を見送ってきた

全員攻撃振卓越

です

採用する攻撃スキルは2つ 遠呂智ノ閃光(おろちのせんこう)と火之迦具土神

発動率に縛られる波濤ノ剛撃や天津日ノ太刀は使いません

卓越率がネックになるのは遠呂智ノ閃光
基本15% 黒田官兵衛40% 建御雷神ノ閃光35%で90%に達します
部隊外で活人剣1で97%、
活人剣2で100%です これなら現実的なラインとして考えることができます

使用する武将は
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復刻今川義元・黒田官兵衛・明智光秀そして2.5倍枠の織田信長です
覇神絶域の不発問題を回避するために最大のOPPAI(性能)を持つ2.5織田信長を採用しました

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※藤林・弥助適用 全焙烙 統率最大振、赤字はゆのじい 名声5%陣10%補正込み 以下同じ

火力は2.49億!
落石の影響からも小次郎の影響からも完全に解き放たれた
完全発動・完全火力です。

自合を考慮するのであれば信長は使えませんので代えて堀秀政を採用することになるでしょう
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ちなみに斎藤道三は最初から候補になりません
道三よりも2.5信長の方がOPPAIが大きい(性能が高い)からです
道三のコスト6のコア性能は蘆名にいれてこそ、です


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堀秀政は2.5織田信長より性能が劣るため
1000万火力が落ちましたがそれでも2.39億
既に蘆名部隊を全く寄せ付けません

天頂ノ電光斎藤道三蘆名部隊改良(基本構造は6月と同じ)
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自合で考えるなら最大の出力は2.39+1.92=4.31億ということになります

これが24章異説覇伝という時代です
卓越はついに蘆名を超え、世に咲き誇ります
天下爛漫 卓越覇権時代の到来です

今回のアップデートでは蘆名側に火力増幅となる手段が全くなく、
既に卓越の躍進を抑えることは不可能な情勢であるといっていいでしょう。
”主蘆従卓”の体制は完全に崩壊し今後は”主卓従蘆”となるでしょう


【参考記事】

※傑は除外して記事を執筆しています ご了承ください

【編集履歴】
2022/8/11 想定の自合コストが溢れていたので修正しました

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posted by 翁 at 07:41| Comment(5) | 蒼天極破(最強部隊構想) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする