
落石によって辛酸をなめさせられ続けていた”今川蘆名”編成
今回RE義元に初めてのステータス保護がついたことで
時代遅れの烙印を押され
ほとんど使用するプレイヤーがいなくなった今川蘆名は果たして復活するのか?
今回は計算していきたいと思います
今川蘆名をずっと使い続けている翁にとってはひとしおの想いがあります

RE義元のスキル。
ステータス保護が付いた代償に3倍から2.5倍にナーフされていることは注意
まずは今まで最強と考えていた駒組みを再掲します
天頂ノ電光を極限枠にインストールした道三を主軸とした兵法振り蘆名部隊です

以前示したデータと比べるとゆのじいで統率が最適化され、最大火力は2億を超えます
名声5%陣10% 藤林適用焙烙火矢単 復刻合成済み
次に今川蘆名を考えていきます
メンバーはこれしかない4人で RE義元・RE蘆名・RE信長・道三の4人です

※兵法はエクセルの処理の関係で蘆名と義元の値が逆になっています
なんと火力は2.18億に達します。
小次郎対策で2人兵法を置いたことを補う程、武将攻撃力が2.5倍されるということは強力です。
覇神絶域が100%発動ではないので、それを嫌う場合は古龍逆鱗を1つ削って
荒木初期を追加するという対策も考えられます。これなら小次郎を喰らっても確定発動です。
次に卓越自合を考えます
1軍には道三・RE信長・RE蘆名・RE早雲とします

2.5倍義元を使えない分OPPAIが下がり、
火力が600万ほど減って1.96億となります
特殊合成済RE早雲を用意できない場合は最上を採用して下さい。
残った武将で最大の火力を発生しつつ、自合コストを加味した駒組みは
明智・江・貴久、そしてRE義元となります
江には波濤ノ剛撃を移植して"ダブルブーステッド"の状態にします
いかに遠呂智ノ閃光を安定卓越させるか?が火力を出す秘訣だからです

なんと自合の2部隊目で火力約1.73億を発生します
蘆名部隊と合わせて自合3.7億を発生します。自分の知りうる限り最大の火力です。
おそらくこの使い方の方が義元の旨味を最大限に引き出すことが出来そうです。
現在までの卓越自合の試算では1.5億が限界でしたのでRE義元の登場で2300万の火力上昇を果たしています。
蘆名に今川を持ってくるよりも全体の、グロスの伸び幅が大きい。
設計者としては攻撃成長が60もある貴久を十二分に生かすことができ満足な仕上がりとなりました。
波濤ノ剛撃が発動50%なので小次郎を喰らうと確定発動ではなくなりますがかなり安定した卓越率がある駒組みです。
【なぜブースターが江なのか?】
江は天で兵数が大きいためブースターの中で素攻が最も大きく、波濤ノ剛撃移植をできるならこの面子が最も火力が高くなります。
波濤ノ剛撃が移植できない場合は、卓越発動率の分ガラシャが優れます
いずれの駒組みでも部隊外で活人剣を用意して遠呂智を安定卓越させることが火力の安定発生につながります
【なぜ3倍枠武将は貴久なのか?】
自合コス0スキルを付与するとその時点で有馬であろうが最上であろうが、火力が貴久に劣るからです
代わりに火力スキルを付与できる貴久が優れることが計算上分かっています
【なぜ加藤清正を採用しないのか?】
最大の火力発生を志向する蒼天極破で採用しない理由はただ1つ
火力が出ないからです。
藤林ONされた焙烙火矢が攻撃力33 大して加藤清正が乗った武士が35
差がたったの2しかありません。この微差は3倍枠武将で返されてしまうのです。
なので蒼天極破で加藤清正が採用されることはありません。

とはいえ1.6億を発生し決して弱いわけではない
加藤清正の美点は、兵損コスパのよさです。
場合によっては長槍採用も許すこの武将は
例えば茶人ソロ凸で超高回転し、消費する兵数が極大の場合に最も効力を発揮します。
約1200万の火力低下を甘受してでも兵損コスパを改善する意味の方が大きければ清正を採用した方が勝るとしたものです。
つまり本影合流を前提として最大火力で勝ち判定を目指すーーー蒼天極破と
高度な茶人LVを前提とした超高回転で時間/総合P獲得効率を最大化する茶廃単凸との
部隊運用構想の違いです。運用構想が違えば部隊設計は根底から変わってきます。
この辺りについても一定の考察があります。いつかお話することもあるでしょう。
計算してみてRE義元ー清正の組み合わせも強力だと思いました。
清正の76という非常に高い攻撃成長値はこの時のためにあったと言っても過言ではない。
【なぜ兵法振り2なのか?】
全員攻撃振りにしたいのが人情というものですがそうはいきません。
まず、卓越部隊で火力を出すための絶対的な条件として
明智のスキルは建御雷神ノ槌・火之迦具土神/遠呂智ノ閃光でなくてはなりません。
天津日ノ太刀では倍率が低すぎて火力が出ず、明智の倍枠性能が十分に生かされません。蒼天極破では当然NGです。
遠呂智ノ閃光はその強力な性能と引き換えに初期卓越率が15%しかありませんので十分に卓越ブーストしてやる必要があります。
まず建御雷神ノ槌で30%江で30%ここで75% 波濤ノ剛撃を追加して95% 部隊外で活人剣を1つ用意して100%です
重要なポイントとして、波濤ノ剛撃は発動率50%のスキルであり、発動しない限り卓越ブースト20%は有効にならないということです。割と見落とされがちなポイントなので注意してください。
明智は1人で4000%以上を発生する卓越における絶対的コア武将なので、万が一にも遠呂智ノ閃光が不発するようなことがあってはならないのです。
”卓越は明智が全て”です。
では江ではなくガラシャではどうでしょうか?
建御雷神ノ槌30%ガラシャ40%これで85%です。活人剣で満たそうとすると3発動が必要でこれは本影で達成するのはかなり苦しい。
デバフの枠が3つも減ってしまうのも致命的と考え蒼天極破では採用しないことにしました。
それではとガラシャに波濤ノ剛撃を付与しても兵数が少なく素攻が小さいため火力が思うように伸びないし兵法振り2は免れない
このときガラシャの兵法成長が2.5しかないのも小次郎被弾を考慮すると致命傷となります
そこで部隊外1活人剣を許容してギリギリの選択で江を選ぶことにしました。江の兵法成長は3なのです。
今回ダブルブーステッド江が選ばれているのにはこういった理由がありました。
【人数系の検討】
また、RE義元は人数系でも非常に強力であることが分かりました

※エクセルの仕様で道三と1.24信長の兵法が互い違いになっていますご了承下さい。
防御側200人時試算
RE義元と道三を攻撃振りにします。道三の攻撃力成長値が高いこともポイントです。
比較するとRE信長やRE早雲は流石に古さが隠せません 兵法振りにしてネガが出ないように駒組みします
付与するスキルには小次郎を被弾しても確定発動が見込める、救天慈愛・小早川初期・前田初期のみを使用します
火力は3.18億を発生しました
先日計算した松平クアッドでは2.92億で、これもかなり強力なのですが比較して2800万の火力上昇を果たしています
【なぜ人数系でこれほど火力が伸びたのか?】
人数系部隊をあれこれ設計してきて気づいたのですが
実は人数系部隊の火力の伸びを抑制する一番の原因は”素攻が盛れないこと”です
人数系部隊はIXAの部隊でも最も倍率が大きい部隊です。素攻が盛れた場合の数値の伸び率は他のどんな部隊の追随も許しません。
素攻をいかに盛るのか? その答えがRE義元というわけです。
”ステータス保護された攻撃振り”の威力がいかに強力か味わってみて下さい
というわけで単火力では今川蘆名、卓越自合そして人数系でのRE義元の威力を見てきました。
どの分野でも既存の全ての数値を超越して見せました。ハイパーコア武将であると言えると思います。
また素攻を倍率する1.24信長とも共存可能なことも分かりました。ぜひ手に入れて使いたい武将だと思います。
持っていないので計算してないですが傑信長とも最高に相性が良いと思われます 手に入れたら計算します
【参考記事】
倍枠武将の選定はどうすればいいか?→翁式力量評価指標(OPPAI)
今までの最強の蘆名部隊の考察がみたい→【蒼天極破】第8回 ”蛇神降臨” 23章蘆名最前線
文中に出て来た松平クアッドって何?→【考察】β仕様から見る松平環境
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細かく計算したわけではないのですが、復刻今川部隊は100%発動スキルで固めて攻撃振り4の方が良いのではないでしょうか。