2023年11月08日

「萬華燎爛」外伝 向井正綱と俵屋宗達 ~より深化する多様性~

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2023年11月2日のアップデートで追加された向井正綱
このカードは2311新武将・イベント・期間限定合成まとめでも触れた通り多彩な顔を持っているが、
検討の結果最も主眼となるのは”単火力分野における卓越模倣ヘッド”であるという結論に至った。

今回排停になった禰津模倣可から模倣不可へ緊急メンテで修正された経緯を踏まえると”卓越模倣ヘッドの出し直し、やり直し”と考えている

まず、卓越時の倍率が禰津の5倍から3倍に引き下げられている。
3倍が火力を出しつつ、なおかつ火力が出すぎないようにするためのギリギリの倍率と言える。

明智/長野の性能は卓越スキルの卓越倍率に非常に強い影響を受ける
この倍率がイコール倍枠が何倍になるか性能が決まるようなものだからだ。
今回国一丸では3倍と卓越倍率が抑えられた代わりに基本火力が卓越時に虎王ライン26SSに準ずる630%に定められた。Sスキルであるし極めて妥当なラインだと考えている。

今回は蒼天極破「萬華燎爛」外伝としてまず向井正綱の発生火力や部隊構成について述べていく

また、向井正綱の性能を実用ラインに引き上げるために同時に追加された俵屋宗達にも触れないわけにはいかない。
国一丸の5%という極端に低い卓越率は卓越デバフの存在も加味すると俵屋なしでは成立しないよう設計されているのだ。

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まず、向井正綱を模倣して火力を出そう
つまり向井卓越模倣部隊を組もうと思った場合

①明智・長野を2枚並べて使う
②卓越ブースターは使わず俵屋宗達移植する
③素攻ブースターは1.24信長

が火力を出すために重要な要件となる

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向井卓越模倣部隊の火力は陣10%名声5%で4.16億に達する。
指揮兵科は国友適用の騎馬鉄砲である。
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国友スキル

向井卓越模倣部隊は完成形の今川卓越には及ばないが非常に高い火力を発生することが出来る。

向井を模倣する部隊ではあくまでも火力を生み出すのは二重卓越武将(明智・長野)であるため武将選択の自由度は小さい。
ヘッド(向井)と二重卓越武将(明智・長野)が固定となれば
間に挟まるブースター武将をどうにかする程度しかない

それでは
1.24信長を信長に準ずるブースター武将である北条氏康に置き換えてみよう
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3.99億と火力が信長採用に比べて約-1700万という結果になった。
今まで述べてきたように1.24信長>北条氏康なのでこの結果は順当である。
本図は何らかの理由で1.24信長が使えない場合に考えるべき駒組という位置づけになるだろう。

では、向井・信長・明智・氏康で組んで1人二重卓越武将を減らしたらどうなるかも見ておく
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火力は3.74億しか出ない。典型的な”倍率不足”の状態である。
いくら信長と氏康が優れたブースターでも増幅すべき元の倍率が低ければ意味がないということだ。
伊達卓越模倣部隊で信長氏康2枚並べが成立するのは倍率が1080%と高いためで国一丸の630%では成立しない。
両者の間には明確な差があることを指摘したい。
したがって向井卓越模倣部隊は必ず明智と長野を2枚並べて使う必要がある

それでは俵屋宗達の初期スキル移植なしで、代わりに卓越ブースターの黒田官兵衛を用いたらどうなるのかも見ておこう
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火力は3.28億しか出ない。今まで見て来たものと比べると明らかに見劣りする。
理由は明白で、二重卓越武将以外にとっては模倣元の倍率が630%しかないためである。
黒田官兵衛は伊達卓越模倣でこそ輝く武将でありそこから動かすことは困難だ。
これなら伊達卓越模倣部隊に黒田官兵衛を入れて普通に攻撃した方が明らかに強い。

先ほど見た、向井信長明智北条の構成が火力が出ないのも、模倣元が630%にしかならない武将が2人になってしまい倍率不足に陥るという致命的な構造欠陥を抱えるからである。

したがって、向井卓越模倣で高い火力を得ようと思ったら必ず俵屋宗達初期スキルを移植しなければならない
より高い火力を引き出すためには卓越ブースターを入れる余裕はない。入れるのは模倣ブースターの1.24信長(もしくは準ずる北条氏康のいずれか1人)だ。

またここから逆算すると
向井卓越模倣を使用することで「伊達卓越模倣部隊を防御に専念させることができる」というもう1つのメリットが浮かび上がる。
伊達卓越模倣でしか生きることのできない黒田官兵衛は防御で活躍させようということである。
攻撃でしか生きられない向井と攻防両用できる伊達卓越模倣の共存の形が提示された。このことこそが大きい。

【俵屋移植信長は石田模倣にも使える】
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今回の向井卓越模倣は1度組んでしまえばヘッドを変えれば単火力だけでなく人数系部隊にもそのまま使えるのが魅力である。
したがって俵屋宗達の初期スキルは
織田信長>北条氏康>足利義昭の順で移植を検討するのが良いと考えている

選定理由は代替不可能な強力コア武将といった感じだ
義昭に移植した場合は用途が限られることに注意が必要だ

義昭に移す意味とは、合流の義昭の数を確保しつつ平均火力を維持することにある。
そうした特別な作戦目的を持たせた場合にのみ義昭への移植は有効策となりうる。
発生火力は先ほどの黒田官兵衛を入れた際の3.2億付近になるだろう。

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北条氏康は今後複数枚の入手が見込めるカードであり、次世代の素攻ブースターの基本となるだろう。どのみち1.24信長が使えなければ自然と氏康に付けることになる。この後述べる自合部隊でも北条氏康は非常に重要なカードとなる。北条氏康を複数枚違うパターンを用意する時代が来る。

個人的には俵屋宗達初期はやはり1.24信長に移したい。
上に挙げたスキル構成はヘッド変更で流用が可能なように組んだので厳密には最大火力構成ではない。
(向井模倣の図で保護をヘッドに、信長の極枠に龍驤虎躍を入れるようなことをしなかったのはそのため)
育成コスパを最大限にするために流用可能な汎用性を可能な限り残しておくのは翁の設計理念、美学だ。

【幻の禰津卓越模倣部隊】
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禰津がもし模倣可のままだったら?というIFストーリーがこれだ。

現Tier1の今川卓越部隊を凌ぐ4.69億の火力を発生してしまう。
冒頭で述べた”卓越時の倍率”が高いと卓越模倣部隊は数値が跳ね上がってしまうのだ。

向井卓越部隊の4.16億というのが非常にバランスの取れた数値であることが分かるだろう。
シクレとはいえ追加されたカードを卓越模倣するだけで現Tier1を凌いでしまうというのは流石にやり過ぎ…というのが模倣不可への緊急メンテに繋がった理由ではないか。

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模倣不可に修正前の禰津の画像


【伊達部隊から黒田官兵衛を抜くことはできるか?】
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※指揮兵は三郎信長の極枠のスキルのため騎鉄

結論から言うと黒田官兵衛を伊達から抜くのは得策ではない
黒田官兵衛比-1900万の火力差であるし、抜いた黒田官兵衛をどこにもっていくのか?と考えたときに行き場所がない。

黒田官兵衛は伊達卓越模倣で使ってこその武将である。ここ以外に”生き場所”などないのだ。
伊達卓越模倣に限ってのみ卓越模倣3つ付けた武将それ自体が火力を増幅する性能を帯びて通常枠武将であるネガを打ち消す。さらに覇天の大兵力も火力差を作らせないネイティブな性能の高さとなる。
黒田官兵衛初期スキルの発動率10%ブーストも伊達卓越模倣部隊とのマリアージュがあまりにも美しい。


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再掲26章伊達卓越模倣の蒼天極破スペック


【向井正綱のスキルは飛翔部隊に使えないか?】
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結論からいって”国一丸”を飛翔に用いても星神闘覇に対して全く優位性を得られなかった。

まず星神闘覇が740%で国一丸に対して火力発生に110%の差がある
上杉謙信以外の小隊長1人につき飛翔1が増えることで部隊飛翔は合計6増えるが、
騎鉄のみ対応のため天翔雷神と共存するために四天轟雷付与を要求する。

さらに国一丸を卓越させるために俵屋宗達初期移植も避けられないことでスキル付与枠が不足してしまうのだ。スキルを付ける場所がない!

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再掲26章飛翔部隊の蒼天極破スペック

ただ、翁としては「飛翔15は隠れた虎王ライン」だと思っていたので期中に1せり上がったことはやはりトピックだと考えている。
これは”今後まだ上げますよ”という意思表示に他ならない

飛翔部隊における星神闘覇のような”最大飛翔値参照スキル”は卓越や兵科などの前提条件を持たないものでないとスキル付与枠的に厳しいだろう。本図では壊滅保護を付けることができなかった。

【今後予想される部隊卓越ブーストスキル】
虎王ラインのAランク部隊ブーストスキル戦陣吟詠が登場したので
26SSクラスの部隊ブーストスキルが登場するのではないか。

SSランク 発動率100% 部隊卓越率+35% 攻防効果720%。歌仙絶詠。

【より深化する多様性】
向井正綱と俵屋宗達によってもたらされたもの
それは自合火力の多様性

今までは今川卓越+伊達卓越模倣が本流であった。
しかし向井と俵屋が大きく可能性を広げた。萬華燎爛で指摘した火力の多様性はより深化を果たすことになる。
なぜなら向井卓越模倣ともう1部隊という構成を取ることができるようになるからである。

倍枠飛翔(4.08) ◎ 上杉氏康道三三郎
今川飛翔 ◎ (※1)
今川26SS(4.2) ◎ 今川道三三郎氏康
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伊達卓模倣(4.05) △ 信長が被る
今川卓越 × 長野明智が被るので不可

組み合わせの相性と構成例を示した。
(※1)今川飛翔についてはくるるさんの【独り言】立花なし立花部隊を考えるを参照してください

いずれも8億を超す火力を発生させることが見込める。
また向井卓越模倣の成立で復刻今川義元からの脱却も見える局面となってきた。
これが琥珀くじから復刻今川義元が排出しなくなったこととリンクして見えるのは翁だけだろうか。


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今川卓越の現在地”卓越ブーストTriplicated”

今川卓越は俵屋初期ではなく、新たに追加された戦陣 吟詠(部隊ブースト20%)を用いて三重卓越ブースト(Triplicated)にするのが良い。
発動率に縛られることなく完全卓越を導くことが容易になる。部隊外活人剣の数が十分なら虎王母は開闢ノ逆鉾にすることで壊滅保護を得ることも出来る。


というわけでここまで非常に多種類の単火力部隊について考察してきたが
現在の状況を最後に総括しよう。「依然として今川卓越+伊達卓越模倣が強いが新たな道もまた見えてきた。」
これが今回の武将追加の結果であろう。

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posted by 翁 at 21:11| 蒼天極破(最強部隊構想) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする