第12回を迎える最強部隊構想「蒼天極破」
今回のテーマは25章回天演武という時代を貫く2つの光「覇天・伊達政宗」「立花宗茂」
飛翔と卓越
2つの現代テーマを「越天翔空」(えてんしょうくう)と題して論じていきます。
翁が迫る単火力部隊の極みとは。
どうぞ一服お付き合いください。
2/27追記 佐藤Pのブログでこの記事を紹介していただきました。本当にありがとうございます!
【越天独眼竜】
まずは伊達政宗を使用した部隊の結論図をご覧いただきます
指揮兵は藤林効果込みの焙烙火矢。信長には弥助による兵数追加および特殊合成を行った前提で計算します。
また、蒼天極破ではコストアップは蘆名部隊以外では行わず、復刻今川義元によってステータスが保護されない攻撃振りは一切行わない設計方針を取っています。
「実戦で通用する火力」が蒼天極破の設計理念です。トッププレイヤーの鑑査に耐えうる部隊設計を届けたい。そう考えています。
伊達政宗部隊は
陣10%名声5%で3.47億
補正なしでは3.01億の火力を発生します。
3.01億、これが戦国IXA翁日記の答えです。
25章に現れた「伊達政宗」
この武将の意味とは「天傑外し」にあることは明らかです
卓越したスキルの数だけ強くなる伊達政宗、天傑とは同時に使えないことは明らかです
天傑には追加スキルを加えることができないため伊達政宗のスキル効果を上昇させることができないからです
また、同時に今までの覇権武将であった復刻今川義元からの脱却も図られています。
攻撃振りを前提としなければ最大火力が得られなかったところに伊達政宗という「倍率のバケモノ」を投入することで均衡を取ろうとしているのです。
今の所その企ては上手く行っているように見えます。
さて、伊達政宗と立花宗茂、最も火力が出るのはどちらでしょうか?
これは明らかに伊達政宗です。
発生する模倣元倍率が比較にならないからです。
詳しくはこの後の考察で解明していきます。
それでは伊達部隊の設計に取り掛かります
まず考え方としては
①伊達政宗を模倣ヘッド(伊達政宗のスキルを小隊長にマネさせる)にします
未曾有の倍率を発生させるために卓越数を稼ぐには
②卓越マネスキルを付与するしかありません
このとき、卓越マネは1.2倍 明智なら1.2×1.2で1.44倍
これ以上のスキルがあるならばそちらを着ければよい、ということになります
11卓越時の政宗スキルは80×11+180=1060
その閾値は1060×1.2=1272%
(明智ではさらに1.2倍して1526%)
③明智という最強の卓越武将
結論として小隊長として最も火力を叩きだせる武将は明智になります。
「卓越模倣を超越(2回卓越)しても卓越カウント数は1回では?」と思った方は惜しい
単純に発生させる火力が模倣より強ければいいのです。
最大は極限枠の遠呂智ノ閃光2400%、次いで通常枠の仙剣破斬1840%です。
これはいかに政宗が強力と言えど到達することの出来ない神域の火力です。
明智という武将にしか生み出せない高火力がここにあります。
ちなみに火之迦具土神は1440%なので明智に付与された卓越マネに敗れて予選落ちです。
④1.24信長(1997)を使用する
これも戦国IXA火力設計の大原則なのですが
模倣を火力の源泉とする部隊をブーストできるのは1.24信長(元就)と1.15斎藤朝信(山中鹿介)しかいません。
今回の伊達政宗の部隊はまさに模倣が火力の源泉ですから
最強のブースターである1.24信長をここに持ってくるのは自明の理です。立花部隊に渡すわけにはいきません。
また、お気づきの方も多いでしょう。ちょっと工夫すれば本部隊は防御でも成立します。
本記事ではそこには触れませんが伊達政宗の本質はそちらにあるとお考えの読者も多いことでしょうね。
⑤卓越ブーストは部隊外で整備する
黒田官兵衛は採用しましたが、足りない卓越率は部隊外で整備します。
黒田40%+月詠②30%+乱世or傾国30%=100%
月詠×2(30%)で100になるので今期の環境を考えればさほど難しいことではありません。
付与できる卓越マネは3種までなので4マネ武将は採択しませんでした。
覇天で高い素攻を持った黒田官兵衛で十分に戦えるとの判断です。
卓越マネが4種あれば政宗の発生火力が変わるので違った判断になっていたかもしれません。
ただ、卓越マネを確定卓越するために黒田官兵衛のネイティブ40%は非常に大きく簡単には代替できないものと考えます。
(ア)模倣スキルは倍枠に入れることが出来ず(イ)直江を移植したとしても1枠潰れて結局マイナスになるからです。
⑥伊達政宗部隊のIF壊れ要素「卓越自マネ」
伊達政宗部隊の火力がさらに上がるとしたら卓越要素を含む自マネも考えられます。
仮に卓越時1.25倍のSSS卓越自マネが追加されたとしたら
他に付けるものがないのでしょうがなく伊達に付与していた卓越攻撃スキルが取り払われ
1325%×2に置き換わることにより火力が向上します。
卓越自マネが来るIFも十分に考えられるでしょう。
【天翔雷神ノ閃】
こちらもまずは立花宗茂を用いた部隊の結論図を見ていただきます。
指揮兵は藤林・傑徳川家康効果込みの焙烙火矢(兵士攻撃力40)
陣名声で2.91億
補正なしで2.52億の火力を発生します。
(前田慶次の初期スキルは6部隊での本影自合を考えているので2倍していません)
落石を受けると家康の攻撃力が1になりそれぞれ火力が2.81億/2.43億に減衰します。
部隊を設計していた翁はとんでもないことに気づきました。
傑徳川家康には飛翔10が奢られていることに。
奇しくも今回テーマとなる立花宗茂のスキル天翔雷神と同じ飛翔10です。
論点は2つ
①前田慶次は全てSスキル以上のとき本人の持つ飛翔スキルの最大値に+12する
②霧隠秀家移植下では各武将の持つ最大飛翔値に+6する
この2つのポイントから導き出される飛翔数は76です。
天翔雷神の飛翔数76時の653%という数値自体は大したものではありません。
速度系の桂男模倣に比べれば全然低いからです。
ただ、初期スキルが移植可能なことで極限3倍枠武将を用いることが出来るのが極めて大きな違いでした。
今期天の石田三成が採用されないのは卓越を確定させることが手間なのに加えて、極限3倍枠ではないからです。単純に火力が出ない。
今回、天翔雷神のスキル効果を計算する上で小隊長に用事があるのは飛翔の最大値だけ、というところは盲点でした。
天傑・徳川家康ですら要件を満たしてしまうのですから。
伊達部隊で追い出したはずの天傑が戻ってきてしまいました
この時点で武将の重複はありませんから自合可能で
要求コストは39.5
天傑所持者の最低位階は正一位で最大自合コストは41
3合を考慮してもぎりぎり及第点と言えるでしょう
自合時の火力は2部隊で6.38億に到達します
戦国IXA単火力部門は未だ見たことのない局面へ突入したと言えるでしょう
【前田慶次は新時代の存在『飛翔ブースター』】
今回部隊設計するにあたって佐藤Pの構成とは意図的に大きく変えている点があります。
それは前田慶次に飛翔上昇系統を集めることで前田慶次を飛翔ブースターとして取り扱っていることです。
こうすることで極限スキルを変更すれば前田慶次はずっと生き続けることが出来る。
霧隠・秀家をヘッドの立花に移植してしまっては新しい武将が出るたびに死んでしまいます。
翁は環境の変化に対して少しでも強靭な部隊設計を志向しています。限られた資源を最大限利用する。SDGs。
模倣ヘッドの立花のスキルはできるだけ保護+自マネのようなシンプルな構成にすることが望ましい。
この考え方は人数系武将の模倣ヘッド設計にも共通して用いることが出来るでしょう。
今回は傑家康の効果で保護スキルが必要ないので3面自マネとストレートな選択をすることが出来ました。
【傑なしの自合を考慮した立花部隊は?】
天翔雷神は各武将の最大飛翔数しか参照してもらえないので2倍枠武将は使えないことに注意してください。
飛翔ブースターと位置付けた前田慶次はコストの関係からも外すことは考えません。佐藤Pの設計でも火力は堀に劣らないことが示唆されています。ならば使う一択です。日和ってるやついる!?いねえよなあっ!!?
発生する火力は陣名声で1.94億
堀に代えて、島津貴久では1.87億
3部隊目にコストを用意したい場合には最適な選択肢となり得ます。
堀に代えて、1.15ブースター斎藤朝信(飛翔のために極限枠に立花初期移植)
では1.86億
模倣ブースターの斎藤朝信は兵数6050しかないのに健闘してはいますが極限枠に立花初期を移植することで汎用性が損なわれるのでやや選びづらい順でしょうか。
ここから分かるのは自合用の蘆名部隊もまだ戦っていける
ということです
24章初頭の設計を元に25章で自合用の蘆名を組んだら?という想定で設計し直してみました
最善を尽くせば1.93億を発生することができます。
今まで苦労して仕上げた蘆名攻撃部隊を諦める必要はない、そう翁は考えています。
端的に言えば完成蘆名部隊を持っていれば立花に乗り換えるのは費用対効果が悪い。
投資に見合ったほどの火力上昇をしているかどうかはかなり微妙なところでしょう。
思うに、立花部隊の本質はその高い飛翔数によってHP損失なく相手を攻撃し続けられる継戦能力にあるように思います。
【25章の今川傑卓越は?】
部隊外で月詠1個(15%)活人剣3個(21%)以上を用意することで遠呂智の卓越率を100%にします。
(官兵衛40%+月詠30%+活人剣14%+遠呂智15%=99%)
これならば本影合流でもギリギリ到達しうるものとして設計しました。
この場合の自合最大火力は3.94+2.24=6.18億
先ほどまで検討していた伊達+立花傑部隊の数値と近い数値となりました。
(立花傑部隊は落石被弾により1000万火力が低下する脆弱性を抱えていますので実戦火力を考えると両者の値はかなり近接します。6.28億)
立花に傑徳川家康を用いたパターンの方が火力が高くなるのも驚くべき事実です。
1部隊の最大火力では今川傑卓越に及びませんが、自合した場合の全体出力は伊達+立花傑の方が大きくなります。
佐藤Pと内容的にほぼ同じ構成を戦国IXA翁日記で計算したもの
補正なし1.94億
2.15億とする佐藤Pブログと数値が合わないのはコストアップやおそらく攻撃振りをしているからでしょうか?
4兵法でも覇神絶域の発動は確定ではなく(97.78%)、巌流燕返しの影響も考慮しなければならないので本部隊における兵法4振りは絶対条件であると言えます。
【卓越模倣の付与ルート】
卓越模倣スキルには現在まで3種が存在する
最低の卓越率は乱世と傾国の30%で足りない70%をブーストする必要がある
現在排出される素材は
通常極の伊達成実とシークレット(紫)極の佐々木ユキのみ。
【合成戦略】
AB-S1でつばたえにぶつけてABの裏から移植するのがスタンダード
乱世は100%ここから付与していくべき
【合成戦略】
3つの卓越模倣スキルを全て付与することが出来る。
初期移植はABで他を消して勝負か 2枚あれば通常枠武将でも確定
今回の考察で用いた武将は全てSSS覇なので1枚で確定付与可能である
乱世は伊達成実由来で付けるべきなので省く
S1の傾国ノ艶姫を付与する際は、S2出しした上で堅守or進撃を付けて受け側に襲撃を着ければS1の1面待ち素材となる。
初鹿野が排出されるようになったのでユキから傾国を付けるのは育成効率が良くないかもしれない
したがって、必要な佐々木ユキの枚数は最低4枚である(官兵衛と1.24信長)
本記事タイトルの由来
雅楽の曲目「越天楽」(えてんらく)より
本記事のテーマとも言える飛翔と卓越という2つのキーワードを織り込んだタイトル名を構成するのにふさわしい題材として採択
謝辞
もしよろしければブログランキングのバナークリックお願いします 翁のやる気に繋がります